子どもは母親を中心とする家族、まわりの人たちと生きていく日常の 中で言葉を身につけ、生まれてから30ケ月は母乳語を、その後の30ケ月は 離乳語を取得すると言われています。お子様方を拝見しておりますと、 「母乳語=具体的な言葉」は教えられていてもその後の「離乳語=抽象的な言葉」が 身についていらっしゃらないお子様がいらっしゃいます。幼稚園・小学校の 受験だけではなく、小学校へ入ってからの知的能力を伸ばすためには、 1歳〜6歳の時期に耳の言葉の世界でこの2つの言語(母乳語だけでなく離乳語も)を しっかりと身につけさせることであると考えているからです。
どんな教科もきちんと日本語が理解できなければ深く理解する事は できません。(外山滋比古氏「我が子に伝える絶対語感」より)そして、 美しい言葉は教養のある人の言葉です。大人になって使う言葉も6歳までに 身につきます。一朝一夕には身につけることができません。お子様が美しい 響きの素敵なお名前をより一層ひきたてるような美しい日本語を話せる大人に 成長することへのお手伝いをさせていただきたいと考えております。 |